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2012年6月に読んだ本 [本]

一年前のことなんてあんまり覚えてない。。
2012年の読書メモ下書き、この6月で途絶えていて、その後もなんかしら読んでいるはずだけどメモしてなかったから仕方ない。
ひとまず、読んだらメモ程度でいいから載せよう。


妖(あやかし)の華 (文春文庫)

妖(あやかし)の華 (文春文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/11/10
  • メディア: 文庫
「ストロベリーナイト」シリーズで結構はまった誉田哲也さんのデビュー作。書店で文庫の最初を読んだらおもしろかったのでちゃんと読んでみました。
吸血鬼である主人公が相棒にする男がいまひとつ情けないけど、昔の男に顔が似てるってだけだからなぁ、ポイントは。そうそう、ストロベリーナイトシリーズの「井岡」(生瀬さん)が結構重要なキャラで登場してて、こっちの方が先立ったのか、と。
★★★☆☆3.5くらい。

傷痕

傷痕

  • 作者: 桜庭 一樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/01/12
  • メディア: 単行本
日本が舞台になってるけど、これって絶対マイケル・〇ャクソンモチーフっていうか、まんまやん?!なストーリー。
最後まで読んだけどなんだかなぁ、な感じでした。
★☆☆☆☆

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2012年5月に読んだ本 [本]

やっとこさ昨年の5月までやってきました。
ただ、下書き記事を見てると6月まではあるけどそれ以降がない・・。1冊も読んでない、ってことはないのですがどうもメモっておくのを忘れてますね、ワタシ。
基本、図書館の本なので借りた本の履歴とか出してもらえないのかな?と思ったのですが、

>【Q】以前自分が借りた本について教えてもらえませんか?
>【A】貸出情報は、個人のプライバシー情報保護のため、貸出期間中しか情報を記録しておきません。返却された時点で貸出記録は消去され、過去に何をお借りになっていたかを調べることはできません。

というのが図書館の常識のようなので諦めるとしますか・・。なんか思い出したら書きます。


シンメトリー (光文社文庫)

シンメトリー (光文社文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/02/09
  • メディア: 文庫

これまた、ストロベリーナイトの姫川玲子のシリーズ、連ドラの前半のベースになった短篇集です。
★★★★☆

スイングアウト・ブラザース

スイングアウト・ブラザース

  • 作者: 石田衣良
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2012/01/17
  • メディア: 単行本

新作が出るとだいたい読んでいる石田衣良、本作はコンカツに励むことになった男性3人の成長?ストーリーです。相変わらず世間の流行りとか風潮を写し撮るのが巧いなぁ。軽っと読めます。
★★★☆☆

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2012年4月に読んだ本 [本]

去年の読書記録、4月まで来ました。
正直、この2冊タイトルだけで内容が思い出せなかった・・・。

緑の毒

緑の毒

  • 作者: 桐野 夏生
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/09/01
  • メディア: 単行本

amazonさんを見直して、そうや、この話やー、と思い出したわけです。開業医の夫が妻の不倫のストレスで連続婦女暴行ってワイドショー、週刊誌的にはオイシイネタなストーリー。被害者の一人がネットにカキコミをしたのがきっかけで被害者の会じゃないけど、犯人を追い詰めていくというお話。追い詰める過程がうまく行きすぎな感じもありますが結構一気に読んだかも。
★★★☆☆

不倫純愛

不倫純愛

  • 作者: 新堂 冬樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 単行本

映画になった記事を読んで読みました。新堂冬樹、何冊か読んだけどどうにも合わないなぁ、と思ってましたが、今回も・・・。官能小説としては楽しめましたけどね(笑)
★★☆☆☆
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2012年3月に読んだ本 [本]

3月は3月でも2012年の3月です。
連ドラの「ストロベリーナイト」にはまってそのシリーズを読みまくってました。

ソウルケイジ (光文社文庫)

ソウルケイジ (光文社文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/10/08
  • メディア: 文庫

連ドラの最後のエピソードになってましたね。切ない話です。
★★★★☆

シンメトリー

シンメトリー

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/02/21
  • メディア: ハードカバー

短編集で連ドラ前半のベースになってます。切れ味よくておもしろかった。
★★★★★
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2012年2月に読んだ本 [本]

2月と言っても、昨年2012年の2月ですね。。
一言と星だけ残します。


聖なる怪物たち

聖なる怪物たち

  • 作者: 河原 れん
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2011/05
  • メディア: 単行本

長谷川博己が出てる連ドラの原作だったのですが、話が薄かったなぁ。。原作からの印象では長谷川君とはちょっと違ったなぁ。
★☆☆☆☆

苦役列車

苦役列車

  • 作者: 西村 賢太
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/01/26
  • メディア: ハードカバー

これも森山未來ちゃんが映画で演るというので読んでみました。いまや、ダメ男俳優なんですかね?(笑)
★★☆☆☆

セイジ

セイジ

  • 作者: 辻内 智貴
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本

これも西島秀俊と森山未來の映画の原作。(映画見てないけどね)
★★☆☆☆(2.3くらい)

ストロベリーナイト (光文社文庫)

ストロベリーナイト (光文社文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/09/09
  • メディア: 文庫

最初にやった「ストロベリーナイト」の2時間ドラマは見なかったけど、連ドラですっかりハマってしまいました。最近映画化前に夜中に2時間見入っちゃいました。
★★★★☆

地下の鳩

地下の鳩

  • 作者: 西 加奈子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/12
  • メディア: 単行本

アメトーークの本好き芸人で又吉が勧めてたので読んでみたのですが、私にはあんまり。。
★★☆☆☆

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2012年1月に読んだ本 [本]

超、久しぶりのブログ更新。
この更新頻度で「ブログやってます。」とか言ってもいいのだろうか?(苦笑)
ブログ始めた頃と違って、twitterやfacebookもあるしねぇ(ってfacebookもイイネとコメントくらいの参加だけど)

8月もあと1週間で終わり、という時期に今年の1月に読んだ本の記事ってとこは、まぁスルーでw。
とちょっと、落ち込むこともあったりですが、それは自業自得なんだし、楽しいことも色々あるので、ぼちぼち頑張ります。

贖罪 (ミステリ・フロンティア)

贖罪 (ミステリ・フロンティア)

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2009/06/11
  • メディア: 単行本
映画にもなった「告白」は読んだけど、その後積極的に読もうとは思わなかった湊かなえ。 takanobuさんのブログで、wowowのドラマ「贖罪」の森山未來ちゃんが恐ろしく気持ち悪い、というのを見て読みたくなったのですよ。
未來ちゃんは第一話「フランス人形」で、昔出会ったフランス人形に執着し、その持ち主であった蒼井優を人形のように溺愛する男を演じてまして、ドラマは見てないのですが多分相当気持ち悪い。。 でも、気持ち悪い役を気持ち悪く演じるってのはうまいってことだよなぁ、と。
小説は昔娘を殺された母親から「犯人を見つけなさい、さもなくば私が納得する償いをしなさい」とまるで呪いの言葉をかけられたその時一緒にいた娘の友人4人のそれぞれの贖罪が描かれてます。
これまた「告白」同様後味悪かったなぁ。。
★★★☆☆

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

  • 作者: 岡崎 京子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2003/04/08
  • メディア: コミック
沢尻エリカ主演で映画化される、というニュースを見て、無性に読みたくなって漫画喫茶行くか?と思ったら図書館にありました。
「FEEL YOUNG」って雑誌に連載されていたのですが、当時は岡崎京子、安野モヨコ、桜沢エリカ、内田春菊、原田梨花と好きな漫画家さん満載で毎月楽しみに立ち読みしてました。
その頃は今みたいに紐で縛ってたりしてなかったんで、通勤経路に何ヶ所か行き着けの本屋さんがあって、「ぶーけ」「YOUNG YOU」「Kiss」「コーラス」なんぞをせっせと立ち読みしておりました。

「ヘルタースケルター」読み返してみたら、肝心の最終回が読めてなかったことが判明!なんか15年ぶりに超スッキリしました。
映画の方は見ていないけど、沢尻エリカのりりこ役、予告編とか見てて何かがちょっと違う、と思ったのですが、
lovin姐さんの観たよー記事で「もうちょっと実は卑屈なコンプレックス感があったほうが。。。ま、こういうのは、元々美しい方には出てこないから、仕方ないか。」ってのを読んで妙に納得!
配役だけ見てると、窪塚洋介の御曹司と綾野剛のマネージャーのダメ彼氏は適役な気がする(って単にワタシの好みなだけかもですが)
★★★★☆



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2011年10~11月に読んだ本 [本]

もちろん、昨年の10~11月に読んだ本ですんで、今が2012年7月なのでかれこれ半年以上前のことになるわけで。。
まだまだ1~6月分も残ってますんで、ぼちぼち更新していきますが、いつになったら追いつけることやら?(苦笑)


サヴァイヴ

サヴァイヴ

  • 作者: 近藤 史恵
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/06
  • メディア: 単行本
「サクリファイス」「エデン」に続く自転車ロードレースを舞台にしたシリーズの第三弾。前2作は白石誓が日本国内のレースから、海外のチームに移籍してグランツールを走る、という長編だったのに対して、本作はその2作の前後の混じった短編集。
主人公も白石誓だけでなく、元いたチームのエースやアシストが主人公になったいわばスピンオフ作品。
普段は日本の小説は読まない相方も、ロードレースが舞台のこのシリーズだけは読んでます。
折りしも、ツールドフランス真っ最中、3大ツールと呼ばれるジロ・デ・イタリアで別府史之が活躍し、ツールドフランスでは新城幸也と、各ツール1名ずつですが日本人選手が出場し、活躍するようになった今だからこそ、リアルに感じられる小説かもしれません。
ただ、エースを勝たせるためにそれこそパンクしたら自分のホイールを差し出し、エースが遅れたら一生懸命集団に戻すために引くアシストという役割、最初は正直わかりにくいと思いますが、アンパンマンに代表される自己犠牲の精神に満ちた日本人にはもっと人気が出てもいいと思うのになぁ、自転車ロードレース。
ヨーロッパは景色がきれいなので、環境ビデオにもいいっすよw
★★★☆☆(2.6くらい)

ドロンジョーヌ恩田の自転車美女入門

ドロンジョーヌ恩田の自転車美女入門

  • 作者: ドロンジョーヌ恩田
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2010/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
2011年の6月に子宮筋腫の手術を受けて、貧血から解放されて、暑さも落ち着きまた自転車=ロードバイクに乗るようになったので、その勢いで読んでみました。
相方の買う自転車雑誌「BiCYCLE CLUB」でもコラムを持つ、美魔女ロードバイカーのドロンジョーヌ恩田さんの女子自転車入門本です。自転車はスタイルアップにもいいんだよー、とでも同じ乗るならお洒落に乗りたいよねぇ、日焼けはイヤよねぇ、と女子目線です。
とにかく、ロードバイクはまだまだ10:1くらいの割合なので、今度「ジテンシャジョシカイ」のイベントに参加してみようかな。
★★★☆☆

明日のマーチ

明日のマーチ

  • 作者: 石田衣良
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/06/21
  • メディア: 単行本
山形県鶴岡市の工場を派遣切りにあった4人が、東京まで徒歩で目指すというロードノベルですが、うち一人が旅の様子を記録した「明日のマーチ」というブログを更新し、それが「派遣切りに抗議する若者たち」としてマスコミに取り上げられて、いつしか官民を巻き込んだムーブメントになってしまう、その中でメンバーの過去が明らかになったり、それにどう立ち向かうのか、というストーリー。
ツイッターや派遣切りと、石田衣良はほんと時代の空気感を盛り込むのが巧いし、4人のキャラもちゃんと立っててすぐにも映像化出来そうだな、と。
ただ、いろんなしがらみやらがあるだろうから、映像化はどうなるかわかんないですけどね。
★★★★☆
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2011年8月に読んだ本 [本]

いまさらですけど、2011年8月に読んだ本。
★だけでも残しておこうかと。

Story Seller〈3〉 (新潮文庫)

Story Seller〈3〉 (新潮文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 文庫
amazonさんで内容確認したけど、いまひとつ思い出せない。。近藤史恵の「サクリファイス」の続編?スピンオフ?な短篇が今回も載ってたけど、なんかすっきりしなかったなぁ。さだまさしのが案外よかった。
★☆☆☆☆

抱擁、あるいはライスには塩を

抱擁、あるいはライスには塩を

  • 作者: 江國 香織
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: ハードカバー
これまたamazonさんであらすじ?読むまで思い出せなかった・・。どうも江國 香織とは相性悪いのかも、私の脳みそは。。
★☆☆☆☆

県庁おもてなし課

県庁おもてなし課

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/03/29
  • メディア: 単行本
有川浩さんとは相性がいいつうか、この人の書くお話、ほんっと好きだわー。今回は県庁おもてなし課の男子が主人公です。毎度の成長物語なんですけど、周りのキャラもたってるし、ほんとうまいよねこの人。
「フリーター、家を買う」がドラマで大当たりしたし(香里奈が苦手で見てなかったけどw)これも映像になりそうだなぁ。誰がいい?って考えてすぐには出てこないけど、ジャニーズじゃない朴訥とした、でもこざっぱりした男子で。
★★★★★

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>

PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/12/09
  • メディア: 単行本
池袋ウエストゲートパークもとうとう10冊目、どうやらこれでひとまず幕というように感じたのですが。
今回も携帯電話紛失→脅迫されるサラリーマン、地下アイドル、自転車事故(ひき逃げ?あて逃げ?)、レイプ犯を探す話+ホームレス自立支援施設と、ほんと石田衣良は現代をうまく切り取るなぁ、と。
自転車事故の話でキング=タカシが恋に落ちるんですけど、キングの色恋は別になくてもいいかなぁーと。触れたら凍りそうなくらいにクール、恋愛面は謎のままでもよかったようなと思ったんは私だけ?
★★★★☆
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2011年2月に読んだ本 [本]

長いお休みに帰省もせずに東京にいるのは初めてかも。
おまけに相方も仕事だし、体調もよくないから出かけることもないので、かうぞうにしては
珍しく5日連続の更新となっております。

今回体調不良もあって、期せずして4/28~5/5までの大型連休になってしまいました。
とはいえ、うち病院通いが2日。泳げないし自転車にも乗れない、ほんとこういう風になって
改めて健康第一ってことを思いますね。
とりあえず、体調もよいし薬もちゃんと飲んでひとまずヘモグロビン回復に努めます。

2月に読んだ本、相変わらずの亀更新ですいません。
でも、今回の連休がなければまだまだ先になってたかもw

アダルト・エデュケーション

アダルト・エデュケーション

  • 作者: 村山 由佳
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/07/22
  • メディア: 単行本

「ダブルファンタジー」から赤裸々方向に作風を変えたというか、そういう引き出しも増やした著者の連作短編集。1 あと少しの忍耐 2 それでも前へ進め 3 あなたのための秘密 4 最後の一線 5 これでおあいこ 6 言葉はいらない 7 不死鳥の羽ばたき 8 聖夜の指先 9 哀しい生きもの 10 ひとりの時間 11 罪の効用 12 誰も知らない私
男女間に限らず、同性愛的なお話もあったり。女性が描いているので性描写も女性目線。なんとなく感情移入できたものもありましたが、ふーんで終了のものも多かったり。
★★☆☆☆

謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで

  • 作者: 東川 篤哉
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/09/02
  • メディア: 単行本

ベストセラーランキングでも1位、書店でも平積み、大きなポスター、「失礼ですが、お嬢様の目は節穴でございますか」という慇懃無礼な執事と大富豪のお嬢様で刑事のコンビが事件の謎を解決する(って解決するのは執事ですけどw)ってなシリーズものの短編集。
職場ではお嬢様ということを隠しているのですが、同僚に大手自動車会社の御曹司(こいつはシルバーのジャガーで現場に行ったりと、バリバリにすっとこどっこいな御曹司キャラ全開)との絡みとか、日々娘が銃撃戦や誘拐犯の囮になってるんじゃないかと、これまたすっとこどっこいな妄想全開の父親とかキャラはいい味出してます。
が、肝心の事件、ストーリーが陳腐っつうか、全然おもしろくない。。
なんてことを読後の勢いで書いてたら、「本屋大賞」取っちゃいましたねー。
正直、そこまで人にオススメするか?と言われたら、私ならノーかも。肩凝らないしいいよー、でも文庫でいいかもくらいかな。

キャラの勢いあるから、多分シリーズ化するんでしょうねぇ。
でもって、どこかの局が絶対ドラマ化か映像化するんでしょうね。
で、例によって、勝手にキャストを考えてみたのですが、御曹司警部は要潤、お嬢様刑事はうーん今なら戸田絵梨香?吉高由理子あたり?佐々木希とかはご勘弁願いたい。 貫地谷しほり、綾瀬はるかってのは単に私の好み。
ただ、執事がねぇ、いまいちビシっと当てはまる人が重い浮かばないのですよ。。。
メガネ、オールバック、長身、黒スーツ、笑わないけど嘲笑は浮かべる、、長谷川博己さんってよくない?って単にかうぞうの好みって言われたらそうなんですけど(苦笑)
あ、加瀬亮とか意外といいかも。ただ、ジャニーズ系だけは勘弁して欲しい。
★★☆☆☆(ギリ2ってとこ)

ストーリー・セラー

ストーリー・セラー

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/08/20
  • メディア: ハードカバー

2009年1月に発行された7人の作家による短篇小説集「Story Seller」に掲載された「ストーリー・セラー」がside-A、今回新にside-Bが描かれて1冊の本にまとまっています。
side-A、Bともに、小説家の妻とその一番の理解者で読者でもある夫の話。(小説の中で結婚するんですけどね)
ただ、どちらも禁じ手とも言える、いや、ある意味悲劇の王道な「不治の病」というものが夫婦の一方に襲い掛かるという作品になっています。
詳しい病に関すること等はネタバレになるので書くのを控えようと思います。というのも、オススメという是非読んで欲しいと思うので。
いやぁ、待ち合わせのドトールでside-Bを読み返していたのですが、もうダメでしたねぇ。
年齢的なこと、大事に思っている人がいるからこそ余計ぐっとくる気がします。
終い支度ではないですけど、もし自分に何かあった時のために何か少しでも遺志だったり、感謝の言葉とかそういうことも考えないといけないのかなぁ、とか思いますね、はい。
★★★★★
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2010年8月に読んだ本 [本]


天国旅行

天国旅行

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 単行本
イエモンファンならニヤリとするタイトル。「心中」をテーマにした短編集ということで読み始めましたが、心中だけではなく、生と死、逝ったものと残されたものを描いてはります。きっと一番書きたいところは「生」なんだろうなぁ。
★★★☆☆

最後の恋

最後の恋

  • 作者: 阿川 佐和子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/12/20
  • メディア: 単行本
ホームページ「YEBISU BAR」で連載されていた「プレミアムストーリーズ」阿川 佐和子、沢村 凜、三浦 しをん、柴田 よしき、乃南 アサ、谷村 志穂、角田 光代、松尾 由美という8人の女性作家の短編が単行本にまとめられたもの。
とはいえ、ストーリーをちゃんと思い出せるのは2作品のみ、そのうちひとつは三浦しをんさんの「春太の恋」だけど途中でなんかオチが見えちゃって、むむむーでした(苦笑)
★☆☆☆☆

春狂い

春狂い

  • 作者: 宮木 あや子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/05/11
  • メディア: 単行本
「生まれながらにして、人を狂わすほどの美しさを内包していた一人の少女。男たちの欲望に曝され、身体を穢された美少女が、桜咲く園で望んだ未来とは―。」という紹介文のとおり、美少女官能ミステリーというところなのでしょうが、自分の身を守るために身体をさらけ出したり、なんだか読んでて息が詰まる感じでした。あと、装丁が内容と合ってないというかパッとしないんですよねぇ。。。
★☆☆☆☆
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