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2010年7月に読んだ本 [本]

このところ更新頻度の下がっているかうぞうブログですが、一応、毎月の検索ワードと読書レポは
なんとか頑張って続けていきますし、他の記事もぼつぼつと頑張りますのでよろしくです。


新参者

新参者

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/09/18
  • メディア: 単行本
この前まで阿部寛主演でドラマが放送されていた「新参者」 東野圭吾さんの新刊は図書館の予約で出遅れると200人待ちはざらなので、ドラマ終了後にやっと読むことが出来ました。
なので、逆にドラマの登場人物イメージで読んでみたり、な感じもありました。
人形町を舞台に事件の関係者のいろんな背景が丁寧に描かれています。
ドラマ、最初の2回くらいで見るのやめちゃったけど、ちゃんと見ればよかったかなぁーなんて今更思ったり。
★★★★☆

真昼なのに昏い部屋

真昼なのに昏い部屋

  • 作者: 江國 香織
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/03/25
  • メディア: 単行本
舞台は谷根千と呼ばれる谷中、根津、千駄木界隈。馴染みのあるエリア。アメリカ人の大学講師のジョーンズさんと、裕福な専業主婦の美弥子さん。その二人の淡々とした恋物語なのかと思って読んでおりました。
しかし、美弥子の独白の「不倫妻だわ。色狂いだわ。姦通罪だわ。でもまさか。 あっというまに転落してしまった。でも、どこから?」って台詞には、なんかいつの時代やねん?!ともうそこで本を閉じてしまおうかと思ってしまいましたよ。。。(ってかなり後半なんですけどね 苦笑)
江國香織ってこんなに陳腐だったっけ?なんかもっと興味深かった気がしたんだけどなぁー。
☆☆☆☆☆

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2010年6月に読んだ本 [本]

梅雨明けしまして、本格的に夏と思ったら猛暑日連発でげんなりですねぇ。
寒いのは苦手なのでまだ暑いのがマシ、と思ってましたが、ここ数年代謝がよくなったのか
汗をすぐかくようになったり、でも冷房の風が直接当たるのは苦手とかであれこれ悩みも。。。
でも、夏はワンピ1枚でへろっとお出かけ出来るのでそういう点では好きかも。

ジュテーム  からだ・肉体・からだ

ジュテーム からだ・肉体・からだ

  • 作者: 鎌田 敏夫
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/10/18
  • メディア: 単行本
1ヶ月ちょい前に読んだのに、もう内容忘れてました。。。amazonによると『感じているのは、からだなのか? こころなのか? 2人のコールガールを通して、女性にとって「からだ」とは何か、性と生のあり方を捉えた、鎌田敏夫の意欲作。映画『ジュテーム~わたしはけもの』の原作。』 うーむ、記憶力がどうこう、とかそういう問題ばかりでもなく何の印象も残らなかっただけかも。
☆☆☆☆☆

カッコウの卵は誰のもの

カッコウの卵は誰のもの

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/01/20
  • メディア: 単行本
東野圭吾は好きな作家さんで、ブーム(っていつからがブームだ?)の前から結構読んでいるつもり。ただ、人気作家過ぎて、図書館で予約のタイミングが送れると平気で250人待ちとかになりますが(苦笑)

スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。娘の所属チームの研究者は、二人の遺伝子パターンを調べさせてほしいと考えが父親にはそれを承諾できない秘密があって、、、というところから始まるストーリー。ある事件がおこり、娘の出生の秘密に追う父、何も知らない娘、そして謎がつながった時に二人はどういう選択をするのか?
★★★☆☆

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2010年5月に読んだ本 [本]

5月もそんなに読んでないし、6月もそんなに読んでないかも、、、って、考えたら5、6月は結構マンガ読んでるわ、ワタクシ(苦笑)


sex

sex

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/03/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
新刊が出るとほぼチェックしている作家の一人の石田衣良。今回は「sex」をテーマにした短編集。
「きっとセックスだけがほんとうであとの世界が全部嘘なのだ。」仲のよい恋人同士、結婚10年目セックスレスどころか初体験も出来ていない夫婦、小説のエロチックなシーンばかり選んで読む中学生、いろんな男女が出てきます。美しく、やらしく、かわいくて、涙がでるという、そんなお話たち。
石田衣良的には「ひとりとたくさん」をもっと勧めたいそうです。
★★☆☆☆(2.5くらい)

横道世之介

横道世之介

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2009/09/16
  • メディア: 単行本
「悪人」や「さよなら渓谷」の厭なニオイが漂うイメージが強い吉田修一なのですが、そのイメージからすると拍子抜けする感じかも。
80年代、世間はバブルの真っ只中、大学進学のため長崎から上京し、東京の外れに住む、嫌みのない図々しさが人を呼び、呼ばれた人の頼みは断れないお人好し「横道世之介」の大学生活、って1年間だけなんですけど。その合間に彼を取り巻いた人たちの20数年後が描かれています。
最初は淡々としていて、吉田修一作品やからなんか事件でもと思うのですが、そんなにたいしたことは起こりません。でも、なんか読んでると彼ののほほんとしたところに引かれていくのです。
★★★★☆

バクマン。 8 (ジャンプコミックス)

バクマン。 8 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/04/30
  • メディア: コミック
「デスノート」の原作者と漫画家コンビによる、週刊少年ジャンプの裏側を描いたスポ根ならぬ、漫画根マンガです(笑)
GWに実家に帰ったら妹が1~4巻まで持ってて、続きが読みたい!と思ったら職場の隣の子が持ってて借りて今出てる8巻まで読みました。ストーリーが結構緻密で字も多くて1巻読むのに時間がかかりますけど、主人公の二人(漫画の原作と作画コンビ)以外の周りを取り巻く彼女やライバル達のキャラもすごく立ってておもしろい!
どうやらNHKでアニメ化っちゅう話なんですけど、週刊少年ジャンプとか連呼してるんですけどOKなんですかね?(笑)
★★★★★

聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)

聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)

  • 作者: 中村 光
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/05/24
  • メディア: コミック
もう敢えて紹介するほどではないのですが、これも読んでます。うちの相方の今やバイブル(笑)
相方は気に入ったマンガは何回も繰り返し読んで、中のギャグとかそういうのを日常生活に使ってくるんですけど、私がそこまで読み込めてないとポカーンとすることもしばしば。
おかずが美味しかったからって、いきなり「祝福せよ!」って言われてもわからへんやん!
って5巻出て1巻から読み返したから、今ならわかりますけどね。
★★★★★
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2010年4月に読んだ本 [本]

もう6月なので慌ててupします。
最近、読書頻度落ちてるかもー、ネットとかPCにへばりつき過ぎかなぁ。。。


シーツとシーツのあいだ

シーツとシーツのあいだ

  • 作者: 小手鞠 るい
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/02/18
  • メディア: 単行本
「自分の望みをかなえてくれるカクテル」を出してくれる不思議なバーという設定の短編集。夢なのか本当なのかわからない、そんな世界へ連れて行ってくれるお酒があるとしたら。。。酔って夢を見ている間だけが幸せなのかなぁ。夢なら覚めないで、そんな世界です。
★☆☆☆☆

デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)

デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)

  • 作者: 真保 裕一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/08/26
  • メディア: 単行本
父と姉と妹が某老舗デパートに勤め(父、姉は退職)、母もデパートにメーカーからの派遣で来て父と出会いというかうぞう一家。(あ、姉の旦那さんもバイトにきてた)なので、小さい頃からデパートはものすごく身近な存在。そのデパートのことは名前ではなく「(うちの)店(みせ)」と呼んでいました。なので、大阪から東京に来て10年ですが、お買い物の大半は東京にある店で済ませるくらいデパートラブです。

真保裕一さん、もっとハードなミステリー作家イメージがあったのですが、本作はちょっと毛色が違うかも。経営が不安定になってきて、競合他社との提携を余儀なくされている老舗デパートが舞台。
閉店後のデーパートの店内にそのデパートに対するいろんな思惑や思い出を持った者達が紛れ込んで、それぞれの人の抱える問題やらが絡み合っていくというヒューマンなストーリー。
明けない夜はない、という言葉が読後感に一番マッチする気がします。
★★★★☆
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2010年2月に読んだ本 [本]

今さらジローですが、2月に読んだ本をさらっと。
3月は1冊も読んでないというか、川上未映子の「ヘブン」、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」が図書館から回ってきたのですが、読み進められないまま返却という状況で・・・。なんか、入り込めなかったんですよね、気持ち的に。

チッチと子

チッチと子

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2009/10/23
  • メディア: 単行本
石田衣良の新作、いうても発行は昨年10月。人気ある作家さんの本は、マメに図書館のサイトで入荷をチェックして予約しないと随分待たされるという結果になります。
作家歴10年万年初版作家の青田耕平と、彼の小4の息子カケル親子のお話。小説家稼業の大変さ、文芸界最大の賞レース「直本賞」の裏側やら、売れっ子直木賞作家ならではのエピソードもつまり、またどちらかというと頼りなげな父としっかりものの息子、同期の作家仲間、編集者、耕平に思いを寄せる女性、あと事故で亡くなった妻の謎など登場人物がいきいきと動いています。ほんと、このまますぐ映像化できそう。
lucksunさんが超的確な書評を書いていらっしゃるので(私は未読だったので読み終えるまで封印してたのですが)そちらを参考になさって下さい。
★★★★☆
産まない女

産まない女

  • 作者: 栗原 美和子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 単行本
フジテレビのプロデューサーでもある作者。キャリア公務員、愛子41歳。過去3度の中絶を経て、4度目の妊娠を前に戸惑う。代議士の妻、貴恵34歳。10年近く不妊治療を続けている。そんな二人の女性と、彼女らを追うフリーライターの男性、といった視点で話進みます。
選択肢はあるけれど、自分が選びたい選択肢があるのかないのか、同じ女性のはずなのになんかちょっと遠い感じで読んでました。
★☆☆☆☆
マエノリのチャレンジBEAUTY~MAENORI VIE~

マエノリのチャレンジBEAUTY~MAENORI VIE~

  • 作者: 前田典子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/03/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
43歳、モデルの前田典子さん、TVで見てちょっと興味を持った同世代かうぞう、読んでみました。ながらの運動とか、見られることを意識しようとか、自分に似合うものを見つけようとか、ふむふむと思いながら、案外私もやってるかもー、なんてこともあったりで、「あきらめない、でも気張り過ぎない」ということだそうです。確かにどうでもいいやとか思ったらダメってことですね。
★★☆☆☆
恋肌

恋肌

  • 作者: 桜木 紫乃
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/12/23
  • メディア: 単行本
あれ?読んだはずなのになにひとつ記憶に残っていません・・・。ううむ。
☆☆☆☆☆



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2010年1月に読んだ本 [本]

1月、なんかもう1冊くらい読んだような気もするのですが思い出せません・・・。
ほんとは思い過ごしで読んでないのかもしれないし、読んだとしてても記憶にすら残ってない、って時点で読んでいないも同然ってことですよね(苦笑)
そう言えば、先日直木賞を取った白石一文さん、wikiで調べてAmazonで内容確認してみると2冊くらい読んでいるのですが、いまいち印象にない・・・。そうだ、読み終えるのに結構苦労した記憶だけありました。

あるキング

あるキング

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/08/26
  • メディア: 単行本
いまや当代一の人気作家、どんどん映画化されている伊坂幸太郎。「死神の精度」「フィッシュストーリー」についで3冊目かな、読むのは。
野球選手になるべく運命づけられたある天才の一生を描いている、伝記?わけですが、どこか淡々としているというか、いや俯瞰して見ているんだけど時々ものすごくマクロな世界だったりという、そう、ちゃんと読んでないけどシェイクスピアっぽい感じで書いてはるのかなーという不思議な味わいでした。
★★★☆☆(2.6くらい)

Story Seller (新潮文庫)

Story Seller (新潮文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/01/28
  • メディア: 文庫

伊坂幸太郎「首折り男の周辺」
近藤史恵「プロトンの中の孤独」
有川浩「ストーリー・セラー」
米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」
佐藤友哉「333のテッペン」
道尾秀介「光の箱」
本多孝好「ここじゃない場所」
当代の人気実力作家の短編並の長さで読み応えは長編並というアンソロジー。
読んだことがあるのは、伊坂、近藤、有川、本多の4氏、他は初読の作家さん。
伊坂幸太郎のは伊坂さんらしくある男を巡る三方向からの視線で進むお話。
近藤史恵のは自転車ロードレースの世界を描いた「サクリファイス」 のスピンアウトというか、サクリファイスではチームのエースとして君臨する石尾の若い頃の話です。
本多孝好は、昔2~3冊読んだ記憶があるのですが、うーん、あんまり好きじゃないかも。
米澤穂信、佐藤友哉の2名は初めて名前を知りました、が、すいません、あんまり好みじゃなかったです、おもしろいと思えなかったというのが正しいです。
道尾秀介は最近結構話題になってる人ですよね。確かに初見の作家さんの中ではというか、この本の中では有川さんの次におもしろかったです。ちょっと他の本も読んでみたくなりました。
そして、有川浩!去年も読んだ本全てはずれなしで、私が今一番好きで新作を心待ちにしている作家さん。今回の短編(といっても掲載の中では一番長かった気が・・)、もうこの話を読むためだけにこの本を買ってもいい、と言い切れるくらい、かうぞう的には心のど真ん中にドーンときました。日曜の昼前から読み始めたのですが、読み終わってもなんか気持ちが引きづられちゃいました。
有川作品だけなら★★★★★(5つじゃあ足りない!)トータルだと★★★★☆(3.7)ってとこですかね、7本のうち4本ってことで。

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12月に読んだ本 [本]

まだ、12月も数日残しているのですが、かうぞう29日朝には帰省してしまうので、ひとまず今日以降に読んだ本は1月分にカウントするとして、ひとまずざーっと書いてしまいたいと思います。


天に堕ちる

天に堕ちる

  • 作者: 唯川 恵
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/09/28
  • メディア: 単行本
先月読んだ「トロワ」で悩む年頃の女性を描くのがうまいなぁーと思った唯川恵さんの短編集。いろんなちょっと病んだいる感じの人が出てきます。
しかし、ふーん、くらいで終わってしまった感じでした。
★☆☆☆☆

フリーター、家を買う。

フリーター、家を買う。

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 単行本
今年1月に『ラブコメ今昔』2月『レインツリーの国』4月『図書館内乱』『図書館危機』5月『図書館革命』『別冊図書館戦争〔1〕』『別冊図書館戦争〔2〕』『三匹のおっさん』11月『植物図鑑』とここまで今年9冊読んでハズレなし、の有川浩さんの新作がやっと回ってきました。
本作品は新卒で入った会社を3ヶ月で辞めたフリーターの僕が主人公。経理のプロだけど酒癖の悪い父と、専業主婦の母、名古屋の病院に嫁に行った姉。とりあえずの生活費をバイトで稼いでれば実家だし、なんとかなるよ、と口うるさい父親や心配性な母親との会話ほほぼ放棄してたへなちょこ主人公25歳の僕。ある日母が重度のうつ病を患っていることに気づき、そこから「とにかく100万貯める、再就職する!」という目標のもと試行錯誤、いやトライアンドエラーだな、彼は行動をしているからを繰り返し、そして自分のやりたいことや、家族のために頑張るということ、いろんなものを見つけて成長していく物語です。
いやぁ、タイトルからしてそうなんですが、有川作品には珍しく?武器も戦いも出てきません(笑)。
まぁ、ある意味社会や家族との戦いというもっと大変なことではありますけど。
有川浩さんの本、書いたように今年だけで10冊、出版されているものは去年、今年でほぼ網羅したのですが、ほんとこの人の描く人物は魅力的。読んでいてついつい感情移入しまくってしまいます。
★★★★★

オンエア 上

オンエア 上

  • 作者: 柳 美里
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/10/19
  • メディア: 単行本

オンエア 下

オンエア 下

  • 作者: 柳 美里
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/10/19
  • メディア: 単行本
柳美里さんって実はあんまり得意でない作家さんなんです。自分の身を削って書いてるような気がして。そんな柳美里だからこそ書けた本格的「女子アナ」小説!といううたい文句に釣られて読んでみたのですが、えーっと、なんか通俗小説?「週刊現代」で連載されてたつうことで、そういうおじさん層の好むような内容というか、え?あの女子アナがあんなこんなエロいことを?!っていう感じ。
女性のあざとさだったり、強さだったり、そういうものも出てますけど、こんなことまでしなきゃいけないの?女子アナって、みたいな感じで私にはどうもイマイチ受付けませんでした。(って一応フィクションなんでしょうけど)
★☆☆☆☆

6TEEN

6TEEN

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/10/01
  • メディア: 単行本
石田衣良が直木賞を受賞した『4TEEN』の2年後を描いた作品。
前作で同じ中学の2年生だった4人はそれぞれの家庭環境や学力によって、東大進学率の高い難関私学、エスカレータ式のミッション系のぼっちゃん学校、地元のそこそこの都立高、そして定時制高校と進路は別々なものの、相変わらずつるんでいるわけです。
全部で8話くらい?エピソードがあるのですが、16歳という年齢のせいなのか女子がらみの話が多くて、でもって出てくる女子がどうもイマイチ魅力的じゃないっつうか、まぁアラフォーかうぞうにはイマドキの16歳の男子女子の生態がよくわかってないだけなのかもしれませんが、どうも心に残る話がなかったんですよねー。友情メインの「4TEEN」の方が断然おもしろかった。ただ、IWGP同様、これもシリーズとして書いていかれるのでしょうか?となると、次は「9TEEN」あたりかな?2年後の「8TEEN」だとまだ大学に入ってないから、3年後の4人ってことで次に勝手に期待です(笑)
★★☆☆☆

神去なあなあ日常

神去なあなあ日常

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本
三浦しをんさんの本は文楽の大夫の青年を描いた『仏果を得ず』以来2冊目。
本作は横浜の高校を卒業してフリーターでもやるかなぁーと思ってた平野勇気が担任の策略?により三重県の山奥の「神去村」の林業に送り込まれ、そこでチェーンソーを握らされ、ダニやヒルに襲われながらも、だんだんと林業のおもしろさに目覚めていくという、お仕事系青春グローイングアップ小説です。
いやぁ、神去村の人たちがほんと個性豊かに描かれてまして、林業というどっちかといえば斜陽産業だと思うのですが、それがどっこいほんと魅力的なんですよねー。神去村の世界を覗き見してる気分でほんとおもしろかった!すっきりさっぱりな気分。
これもまたこのまま、そうだなぁ、主人公は市川隼人あたり、中村林業の社長=村の人たちから「おやかたさま」と呼ばれる社長は佐々木蔵之介、普段は女好きでいい加減なヤツなんだけど天才的な山仕事の才能のあるヨキはオダギリジョーあたりで映像化出来そうなくらいキャラも立ってていいんですけど、山中のロケ、高い木に登ったり、花粉が雨のように降りそそぐシーンとか、樹齢ウン百年の樹とかってやっぱ実現不可能かなぁ。
★★★★☆


えーと、今年読んだ本、数えてみたら58冊!月に4.8冊平均、よう頑張ったな、ワシ(笑)
ほぼ100%図書館本、1冊1400円として81,200円!ただでさえチケット貧乏なかうぞうとしては、読みたい本はあるけどここまでお金かけれない、置く場所もない、のでほんと助かってます、つか住民税の半分くらいは取り戻してるかも?(笑)

ちなみに★5つつけてたのは「ラブコメ今昔」「三匹のおっさん」「図書館革命」「別冊図書館戦争(2)」「散歩する侵略者」「植物図鑑」の6冊で、うち5冊は有川浩さん!ってほんと2007年夏に「クジラの彼」を読んだのが有川作品にはまるきっかけだったのですが、今一番好きで新刊を待ち焦がれる作家さんで、人にもススメまくってます。
ほんと、興味を持って頂いたら是非一度手にとってみて下さい!


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11月に読んだ本 [本]

おぉー、11月中に11月に読んだ本をupするなんて、頑張れば出来るやん、ワシ!
相変わらずせっせと読んでます、というか図書館の陰謀?で読まされてる感も無きにしも非ず
(苦笑)

恋文の技術

恋文の技術

  • 作者: 森見 登美彦
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本
「夜は短し歩けよ乙女」等で人気の森見登美彦さんの本、初めて読みました。
京都の大学院から北陸のクラゲ?の研究所に行かされた青年が、ヒマを持て余し?文通武者修行と称して、かつての同級生、研究室の先輩女性、家庭教師をしていた小学生男子、妹、そしてサークルの先輩?だった森見登美彦氏にまで!とにかく手紙を書いて書いて書きまくるんだけど、ほんとに書きたい相手には手紙が書けないっつうストーリー。
書簡ということだったので文体とかどうなんだろ?と思いましたが、いやぁー、文通相手によって彼の文体が色々変わって(相手からの返信は載っておらず、彼の書いた手紙のみで構成)おもしろかったです。
★★★☆☆(3.5くらい)

再生

再生

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/04/23
  • メディア: 単行本
石田衣良の本を読むのは今年何冊目でしょうか?(笑) 妻を自殺で喪い息子を一人で育てるサラリーマン。家族を捨て、後悔の念にさいなまれるラジオディレクター。定年退職後、新たにタクシー運転手を目指す元トラック運転手。前触れもなく彼から別れを切り出されたキャリアウーマン。不況下で中小の広告代理店に入社し不安を覚える新入社員。単調な日々の仕事にうんざりする契約社員…。彼らの平凡な日常に舞い降りた小さな奇蹟とは? はい、amazonの紹介その通りのちょっといいお話のつまった短編集です。どうやらこの中のストーリーの大半はタクシーの運転手さんや、サイン会などで実際に石田衣良が聞いたお話が基になっていたりするようです。
★★☆☆☆

TROIS トロワ

TROIS トロワ

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/08/28
  • メディア: 単行本
2人の直木賞作家・石田衣良、唯川恵と女優?の佐藤江梨子の3人が、34歳の人気作詞家:響樹(石田)、45歳の人気エステティックサロンの美貌の経営者:季理子(唯川)、24歳の銀座でホステスをしながら歌手を目指し実際デビューを果たすエリカ(佐藤)のパートを担当して書いたという小説。響樹は売れない頃を季理子に支えてもらい8年後の今は対等な大人の恋人同士、そこにエリカが現れたことによって動く3人の関係、って題材もストーリー展開も結構ありがちな感じで先が読めるんですけど、それを3人それぞれの視点で書いてるというところが面白いかも。
かうぞうは自分の年齢のこともあり、11歳下の響樹を愛しているけれど、いつか彼を失うんじゃないかとおびえている季理子についつい感情移入して読んでしまいました。こういの書かせると唯川恵ってうまいなぁーと。
★★★☆☆(3.5くらい)

身代わり

身代わり

  • 作者: 西澤 保彦
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 単行本
夜の公園で女性を襲おうとしていた男子大学生が逆に刺されて殺された。その5日後、女子高生が自宅で殺されてその4時間後その家を訪ねた若い巡査が殺された。一見無縁に見えるこの事件が意外なところでつながっていたとしたら??
身代わりの身代わりの身代わりは身代わりだった?というところなのでしょうか?
実は読んでからわかったのですが、安槻大学の4人の学生が登場するのですが、どうもこの4人がこの作者の過去の作品何作かにずっと登場しているある種の連作もののようで、謎解きもイマイチ腑に落ちない上に、どうりでいまいち話についていけないわけだわ(苦笑)
★☆☆☆☆

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/09/15
  • メディア: 単行本
31歳のライター神宮寺みずほは、母親を殺害して失踪した幼なじみのチエミの行方を捜している。チエミの高校時代の同級生、合コン仲間で友達と思っていた二人、彼女が失踪前最後に会った小学校時代の恩師、チエミが”彼”と呼んでいたみずほの友人の不誠実な男、様々な人に会い話を聞くみずほ。母と娘、幼なじみだったはずの2人、仲良しだと思っていたけど、どこかで私はあなたとは違うと思っている女友達、そういう女性ならわかる女同士の関係がつぶさに描かれています。
そして、チエミはどこにいるのか?いろんな人が語るチエミの姿・・・。読んでいてなんとなく9月に読んだ佐藤正午の「身の上話」と似た印象(ってストーリーは違うのですが)を感じました、悪い意味ではなく。なんだろ、ありそうで怖い、日常に潜んだ非日常、そんな感じで。
★★★☆☆(3.5くらい)

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10月に読んだ本 [本]

もう11月ですねー、今年もあと2ヶ月と思うと早い、早すぎる!と思わずにはいられない私。
でも、やっとこさ読書記録が暦に追いつきました!ちょっとこのところ頑張った、わし!(笑)
今も手元に未読が3冊、そして今月も何冊かまた図書館から回ってきそうなので頑張って読まねば、ってこの頑張って読まなきゃって義務感になってるのが、このところの感受性の低さになってるのか??いや、期限に迫られてもおもしろい本はおもしろいはず、多分。

植物図鑑

植物図鑑

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/07/01
  • メディア: 単行本

飲み会の帰り、住まいの前の植え込みに大きな黒いゴミ袋。中から出てきたのは「行き倒れている」というけっこういい男。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」 迂闊にも彼の言葉がツボに入ってしまい、酔っ払ってたせいもあり、うっかり拾ってしまったOLのさやかと樹木の樹と書いて”イツキ”とフルネームすら言わない彼。彼が”ささやかなお礼”に作ってくれた朝食があまりにも美味しく胃袋を鷲掴みにされて、家事全般を彼が受け持ってもらうかわりということで始まった同居生活。
「雑草という名の草はない、草には全て名前があります(by昭和天皇)」がモットー?やたら植物に詳しく、いつしかさやかも彼との食べられる植物を狩って料理する、「”いただきます”は食べ物の命をいただくからいただきますなのだ、という生活を楽しむようになるわけで・・・。
小雪と松本潤でドラマにもなった「君はペット」に似てなくもないけど、こっちのが生活感があふれてて、その野草ハンティング&クッキング生活もおもしろくて、いい意味で現代版おとぎ話な感じ。
「ふだん車や自転車で走ってる所を歩いて通ってごらんなさい。どこかへ遊びに行くばかりが行楽じゃないってことに気づくね、たぶん」と著者がある漫画家さんの言葉としてあとがきに書かれてますが、その通りかもー、って思ったかうぞう。まぁ、好きな人となら、普通に歩いてお話ししてるだけでもデートです。駅4つくらい楽勝ですぜ。そうそう、「別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます」(by川端康成)ってな名言も。なるほど、花の名じゃなくても何か新しいことを教えておけばそれを見たら思い出してくれるのかもね。
有川浩、今年何冊読んでるだろう?今、一番好きな作家さんと言っても過言ではないな。
★★★★★

ドラゴン・ティアーズ──龍涙

ドラゴン・ティアーズ──龍涙

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/08/07
  • メディア: 単行本
IWGPシリーズももう9冊目。ってマコトとかってどの程度年を食ってるんだろう。まさか、サザエさん状態?(笑)←って読み返したら8冊目「非正規レジスタンス」の時も同じこと書いてました(苦笑)
で、今回は「キャッチャー・オン・ザ・目白通り」:TVでも評判のおねえMANなカリスマ美容家の経営するエステの悪徳勧誘の話。私の中ではIKKOイメージで読んでましたけど(笑)
「家なき者のパレード」:ホームレスとそのホームレスをさらに食い物にする奴らの話。ここに出てくる通称「あぶれ手帳」について調べてみたら実際のニュースでもあるんですね。
「出会い系サンタクロース」:出会い系喫茶や出会い部屋と呼ばれる新しい風俗?出会い部屋ってのは、カプセルホテルくらいの小さい部屋がたくさんあって、そこを客に時間単位で貸すのですが入会金と1時間いくらってのがかかって、客はそこで「素人」の女の子がやってくるのを待つってシステムらしいです。っつてほんとに素人の女の子が来るわけではなく、バイトの女の子だったりで・・・。とまぁ、そこ出会った女の子に本気になっちゃった太ったにいちゃんと彼がそこで出会った母がパチスロで作った借金に悩む女の子を助ける話。
「ドラゴン・ティアーズ-龍涙」:非正規の派遣社員のさらに下、中国の農村からやってきた研修生&実習生のお話。こういう人たちが日本や外国でせっせと働いて980円ジーンズとかが作られているらしい。
そこから逃げ出そうとした中国の女の子と彼女を探す中国人研修生アドバイザー、あとそれに池袋の北口界隈で広がる”池袋チャイナタウン計画”とが絡んでのお話。
相変わらず時事ネタ満載、時代の空気とかうまく織り込みますねー。よし、かうぞうの予想、10冊目では政権交代とクスリネタとみた!どうやろ?答えは1年後?!つか「オール讀物」で連載されてるんやからそれ読めよって?(笑)
★★★☆☆(3.5くらい)

IN

IN

  • 作者: 桐野 夏生
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/05/26
  • メディア: 単行本

デビュー作の「顔に降りかかる雨」から結構読んでいると思う桐野夏生。
女性小説家の鈴木タマキは、緑川未来男が愛人の存在に嫉妬した妻の狂乱を書いた『無垢人』という小説の中の「〇子」と表現されている愛人の存在をつきとめ、『淫』という小説を書こうとしている。そこに自分と不倫関係にあった編集者との愛憎などが絡んでいって、というストーリーです。うーん、なんだかいまいちどこに感情を入れられることもなく、淡々と消化したって感じで読了。
タイトル「IN」は映画にもなった「OUT」と対になっているのか?
★☆☆☆☆

アミダサマ

アミダサマ

  • 作者: 沼田 まほかる
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 単行本
廃棄された冷蔵庫の中に閉じ込められていた5歳のミハルの声に呼ばれた、工藤悠人と住職の浄鑑(ジョウガン)。ミハルは浄鑑に引き取られ、浄鑑の母千賀子との平穏な日を過ごすはずが、飼い猫クマが亡くなったあたりから浄鑑の周りで起こる異変の数々。そして悠人は悠人で自分の人生に絶望した感があって・・・。
えーっと、全体におどろおどろしてるのですが、どうもこれまた入り込めないまま終わりました、はい。感受性低いのかなー(苦笑)
☆☆☆☆☆
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9月に読んだ本 [本]

やっと9月分まで追いつきました(苦笑)今回の3冊はどれも人気があって結構待たされた本です。
ちょうど何も予定がなかった秋の5連休のいい暇つぶしにはなりました。

造花の蜜

造花の蜜

  • 作者: 連城 三紀彦
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本
歯科医の夫と離婚し、実家の印刷工場に身を寄せて幼稚園に通う息子と
息子と暮らす香奈子の元に幼稚園から息子が蜂に刺されたと連絡がきて・・・それが誘拐事件の始まりだったのです。この誘拐事件、身代金の要求もなくお金を出すというならもらってやってもいいという奇妙なもの。実は犯人の狙いは香奈子の息子ではなく別にあり・・・ってこれ以上書くとネタバレになるんでやめますが、複雑で状況が理解しにくかったけど、わかった時はなるほど!と思いましたが、最後の1章は思いっきり蛇足な気がしました。
★★☆☆☆(2.3くらい)

身の上話

身の上話

  • 作者: 佐藤正午
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/07/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
佐藤正午を読むのは「ジャンプ」以来な気がします。今回も普通の日常生活を送っているはずのなのに、何かの拍子に歯車が狂っていく様がありありと描かれています。読んでいる間はなんか長い間の話のようなんですが、実際はミチルが故郷の町を離れてから、数ヶ月しかたってないということに後から気付くくらい、ほんと緻密に描写されています。
内容等は、相変わらずlucksunさんが的確な書評を書いてらっしゃるのでそちらを是非参考になさって下さい(苦笑)しかし、lucksunさんのおっしゃるように、ほんと一気に読んでしまいました!秋の五連休中、一番有意義に連休をいう時間を使えた気がします。
★★★★☆

パラドックス13

パラドックス13

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: 単行本
東野圭吾の新作、いうても発売は4月なのですが。新刊「新参者」も予約しようとしたらやや出遅れて270人待ち・・14冊あるけど1冊あたり20人で一人2週間だから今から予約して計算上約10ヶ月後?忘れた頃に読めればよし、って感じ(笑)
3月13日13時13分13秒、ブラックホール?だかのの影響で「P-13」と呼ばれる現象が発生。突如、想像を絶する過酷な世界が発生~陥没する道路、炎を上げる車両、崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。この状況は何なのか?この状況からいかに抜け出すか?のサバイバルっぽい部分と、その13人の中の足手まといになりそうになった時にどういう選択をするかというヒューマンドラマの部分がありますが、なんかうーん・・・って感じの読後感でしたね。あ、SF的?理系的要素は少ないです。
★★☆☆☆
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