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スガ シカオ 独立後初の配信限定シングル『Re:you』 [スガシカオ]

書こうかどうしようか悩んだ記事です。

独立した時のスガシカオ、オーガスタ社長、双方のコメントにはものすごく感動した。
でも、独立後のスガシカオのブログ、twitter、facebookなどでの発言やらは、なんかイライラさせられることばかり。
今回の配信限定シングルのタイトル公募とか、特にね。。
自分で作った歌詞、曲、それも新しいスガシカオの第一歩となる大事な曲、自分で責任もってつけるべきだと思うのだけど、どうなんだろうか?、と。

スガシカオ、人生2度目デビュー曲、『Re:you』、公募で決まったタイトルは「リユー」と読むらしい。
スガシカオと言えば、タイトルや歌詞にムダに英語を使わない人、なんて思ってたから、サビの歌詞とかにも出てくるし、そこからしてあれれれ?な印象。

と、文句言いながらも、FUNK FIREツアーに行った人の「ふっきれててよかった!」というツイートも気になり、6/27日付変わって、1時間もたたずにダウンロードした。
http://itunes.apple.com/jp/album/re-you-shang-kou-single/id535740240
(当初は1曲200円だったのに、スガシカオ本人も知らないところで200円→150円になってるらしい、原因はまだ究明中ってそういうもんなのでしょうか?)


正直、ピンと来ない。
また、バイトで始るフリーター目線の世界?
あさといところを狙っただけような共感できない響いてこない歌詞。

これ、スガシカオじゃなくて、他の誰かでもいいんじゃないか?
長年いた事務所辞めてまでやりたかったことがこれ?
と、私の中ではかなりガッカリモード。


ただ、昨日、デビューからのスガシカオ好きで、いろんなジャンルの音楽に造詣が深い(特にクラブジャズとか)友人と話す機会があったので、「スガシカオの新曲、どうだかなぁー」って話をした。

友人曰く、『Re:you』 歌詞はちゃんと聴いてないし、活字としても読んでないからさておき、曲は正統派なエレクトロファンク、聴く人が聴けばちゃんとわかる、らしい。
キャッチーに聴こえるが、これまでのオーガスタ時代の曲はもうちょっとロックに寄ってたけど、今回はゴリゴリのエレクトロファンクだそうな。
スガシカオはほんとにファンク、その中でもエレクトロファンクがやりたくて独立したんだなぁ、と友人は思ったそうです。

どうしても最初に聴いて衝撃を受けた印象が強いから、昔の方がよかったって思うかもしれないけど、音楽を作る人=職人と考えると、いつまでも昔の仕事の方がよかったよかったって言われるのは、職人としての技量の進歩を認められてないみたいで非常に腹が立つそうで。
(ちなみに友人も工業機械系の技術屋さん=職人なので、自分であれこれ道具改良したり、こうした方がいいと考えて仕事をしているので気持ちがよくわかるそうな)

スガシカオの音楽は確かに昔とは変わったかもしれない、でもそれは自分の音楽性ときちんと向き合ってのことだから、簡単に昔の方がよかったよかったと音楽の本質もわからずに言うもんじゃないんじゃないの?、と。

要は自分の嗜好に合うかどうか、だと。
合わないなと思ったら、聴かなければいい、音楽ってそういうもんじゃないの?と。

そんな話を聞いていろいろ考えてみた。
確かに、私の期待してたものと今のスガシカオがつくりたいものは違っている、私はこういうエレクトロな音は全般的に好きじゃないし。
なら、無理に聴いてイライラすることもないのか、と。

今の自分の気分に合った音楽、好きだなと思う曲を聴けばいい。
音を楽しむっていうのはそういうことなのかな、と。

スガシカオと一度距離をおくのもいいのかもしれない。
また、聴きたいと思うのか、やっぱり聴いてもFUNK3部作より前のものしか聴かないかもしれない。
好きに楽しめばいい、それが音楽なのだから。

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mameco

おひさしぶりです。
スガシカオさんの事はあんまりよく知らないので、語れませんが、
長い間音楽を聴いてると、アーティストの音楽性だけでなく、
自分の音楽の志向も変わったりしますよね。
丁度、40歳を過ぎて食べ物の好みが急に変わったりするように。
特に、かうぞうさんは若い頃からたくさんいろんな音楽に接しているから、
スガさんの変化を感じられる、かうぞうさん自身の変化もあるのでは?とか思ったりしました。耳については明らかに「肥える」方向に進みますから。
私も、そんなこんなで、昔はライブしょっちゅう行ってたのに、お別れしたバンドは特に国内では非常に多いです。突然、「こんなん聴いてられねぇや」になったり、よくありました(わかりやすい具体例で言えば、THE ALFEEとかそうでしたw)
でも、それは、自分の成長の一過程として捉えるようにしてます。そして、いつかどこかでふと耳にして、懐かしく振り返る日が、必ず来るでしょうし。
そして「愛するが故に距離を置く」っていう厳しさもまたアーティストに対する愛であることは間違いなさそうですね。

・・・ブログへのコメントというのがそもそも久しぶりで、照れます。失礼しました^_^;
by mameco (2012-11-24 23:40) 

かうぞう

>mamecoさん。
最近、Twitter、Facebookがメインでブログをのぞきもしてなかったので
お返事が遅くなってしまいました。
あと、お加減はいかかでしょうか?

音楽に対しての趣向、確かに若い頃からも変わっているだろうし、耳が
肥えているとは思わないけど、確実に歳をとっているから自分の状況も
変わっていますしね。
確かに、私もこれまでに考えればお別れしたバンドやアーティストは
たくさんいるなぁ。大江千里、ミスチルなんかそうかも。
そんな中で30歳で出会ったスガシカオ、最初の衝撃が強かったから
恋愛と一緒で時が経って、彼がよかれと思って変わったりすることに、
昔はこんなんじゃなかった、って文句言ってる女みたいかも(苦笑)

あとで記事にも書きますが、多分私が洋楽を聴かない、惹かれない理由の
ひとつは歌詞の意味がわからない、ということなんだと思うんですよ。
活字好きなのもあって、曲だけでなく歌詞も一緒に聴いてしまうから
最近のメールやブログをそのまま歌詞にしたような若い子の曲に
全くなじめないのもそのせいかも、とか。

なんか、コメントの内容からどんどんずれてしまいました(汗)

>「愛するが故に距離を置く」っていう厳しさもまたアーティストに対する愛であることは間違いなさそうですね。

確かにこれは否定出来ないですね。
あと、ほんとに嫌なら文句すら言わないと思うし。あれこれ言いたくなるの
は愛があるんだろうなぁ、ものすごく歪んだ(笑)






by かうぞう (2012-12-08 22:34) 

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