SSブログ

『かいじゅうたちのいるところ』~Where The Wild Things Are [映画]

去年だけで、ライブ、舞台ともに10本以上観ているかうぞうですが、映画を映画館で見るのって一体何年ぶりなんでしょう?
一応そんなかうぞうのブログにも 「映画」ってカテゴリをうっかり作ってあるんですけど、記事4本。試写会1本、テレビ観賞2本、映画関連1本って(苦笑)

そんなかうぞうが友達から「映画でも行かない?」と誘われて久しぶりに映画観に行ってきました。
別のお友達が予告編を紹介しているのを見て気になっていた 『かいじゅうたちのいるところ』

原作って絵本なんですね。
そんなこともよくしらずに行ってきました(苦笑)

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ

  • 作者: モーリス・センダック
  • 出版社/メーカー: 冨山房
  • 発売日: 1975/01
  • メディア: 大型本




物語の主人公はいたずら好きの8歳のマックス。
かなりやんちゃで、ちょっとわがままでほんとはさびしがり屋。
ハイスクールに通うおねえちゃんはマックスよりも友達が大事。
マックスがせっかくつくった雪穴を友達が壊しても何も言わない。
仕事の忙しいシングルマザーのママは時々構ってはくれるけど、恋人が出来るとそっちが大事みたいで・・・。
ある夜、マックスはママが恋人を招待したディナーで反抗しまくった揚げ句、ママに噛みつき、家を飛び出して、何故か海へと漕ぎ出してある島へたどり着くのです。

そこでマックスを待っていたのは、暴れん坊のキャロルをはじめとする7頭のかいじゅうたち。

大暴れをするキャロルを、触らぬ神にたたりなしとばかりに遠巻きに眺める仲間たちを尻目に、キャロルと一緒に小屋を壊すマックス。
キャロルに「壊し方にセンスがある」と褒められたものの、他のかいじゅうたちの不審そうなまなざし、そして不安の種は食べてしまえ、というかいじゅうたちの話に「僕を食べちゃだめだよ、僕は王様なんだ!僕には力があるからバイキングの王様をやってたし、その前のところでも20年間王様をやってたんだ!」(ってお前子供やん!というツッコミはさておきw)と願望の混じったでまかせ話を信じて王様の登場として喜び、マックスに王冠をかぶせるキャロル。
他のかいじゅうたちも本当なの?と思いつつもそれに追従し、マックスはかいじゅうたちの王様に。そんなマックスが最初に出した命令は「かいじゅうおどりをはじめよう!」

しかし、かいじゅうの世界にもさまざまな悩みがあるわけで、仲間が離れるのは寂しいとか、自分の感情をもてあまりての理不尽な暴力、誤解によるすれ違い。
そう、マックスが出会った、かいじゅうたちのいるところって自分の心の中に潜んでいる感情そのもなんですよね。
で、もちろんそれは王様がなんとか出来るものではなく、結局自分と向き合うことしかないってこと。

元の絵本読んでないけど、しみじみと心の深いところに響くなぁーと思いました。

映像は全体に抑え目のトーン。
かいじゅうたちは三頭身でなんか妙に味があってかわいい。
あと、主人公のオーディションで選ばれたというマックス。彼がいい!表情がねぇ、さびしそうな顔、不安そうな顔、でも笑った顔、みんないいんだなぁ。

うん、今年はちょっと映画をちゃんと見てみようかなぁ、と思いましたね、はい。








nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。