2014年9月に読んだ本 [本]
五人兄弟の夏目家で、長男が亡くなった。通夜にあらわれたのは、誰も会ったことのない長男の婚約者。五人の世話をしてきた伯父は、頼まれごとを断わらない五男の伊代太に、長男の婚約者と結婚するように頼む。ってな「そんな、無茶苦茶でございますがなー」と言いたくなるような申し出にも「いいよ」が口癖のイーヨくんこと伊予太。
いろんな伏線がつながっていって、心温まる大人のおとぎばなし。
★★★★☆
amazonによると、十六歳のときに美しい人生を穢され、心を閉ざして生きてきた容姿端麗な女・織江。幼少の頃から織江に憧れ続け、あらかじめ歪められた人生に抗ってすべてを手に入れるために作家デビューを果たしたデブで醜い女・由羽。
この由羽って女がもう気持ち悪いのなんのって。織江のためと言いながら、彼女がやっとどん底から抜け出そうとしたらそれを「織江のためだから」とことごとく潰したり、嫌悪感しか抱けなかった。
それでいながら、最後まで読んじゃったわけですけどね、女ってこういう生き物なんだよということなのでしょうが、読後感悪かったですね・・
★★☆☆☆
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