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『さくらん』 見やんした。 [映画]

土屋アンナ主演、蜷川実花監督、椎名林檎音楽の映画『さくらん』やっとこさ全編見ました。
というのも、ケーブルで何度かやってるのですが、いつ見てもラスト20分くらいしか見れなくて・・・(って見たいならちゃんと番組表をチェックしましょう、ってことなんですけど。)

さくらん 特別版

さくらん 特別版

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD


土屋アンナの演技がどうこういう意見はあると思いますが、とにかく何がいいって、椎名林檎の音楽・曲!衣装やセット、極彩色の映像も椎名林檎の曲によって生き生きとしてる感じ。
スゴイな、椎名林檎嬢、一度ライブに行ってみたい。

ストーリーは8歳で吉原に売られた少女きよ葉、女だけの世界で自分も遊女になっていくのが怖いと逃亡を試みるが即座に捕まってしまい、店番の清次に咲かないと言われた吉原の桜が「もし咲いたら」ここを出してやると。
身請けされ吉原を出るトップ花魁・粧ひの挑発に乗せられ吉原一の花魁になる決意を固めたきよ葉は花魁街道まっしぐらに人気遊女への道を駆け上がっていく。
まぁ先輩花魁の事故などもあってトップ花魁になり超売れっ子になり、ついにはお武家様に身請けされる?とまぁ成り上がり物語なんですけど、前半1時間が終わってCMに行くときの画面の左右に
「トップ花魁が仕組んだ罠!」
「きよ葉、号泣!」
なんてテロップが!!!
テレビ朝日お得意の2時間ドラマのノリで、ほんとに無粋だったらありゃしない(苦笑)

きよ葉(土屋アンナ)はお武家さんと清次(安藤正信)は楼主の姪との祝言の朝、咲かないと言われていた吉原のお稲荷さんの桜が咲いたのを見つけ、子供の頃からの約束の通りに手に手を取って吉原を抜け出し、めでたし、めでたし、という感じで映画は終わりましたね。でも、遊女が吉原の大門を出られるのは、身請けされるか年季が明けるか、あとは死んだ時だけ、という吉原の悲しい掟が見え隠れして、なんだか涙が出てきてしまったかうぞうでした。



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コメント 2

よーいち

何気にこっちは初コメです。
いや、もう本当林檎楽曲あってこその映画ですよねー!
自分は映画館に2回行って、その後はテレビで全く見れてないんです><
やっぱりいろんな意味を持たせてる金魚が印象的ですね。

ライブもスゴイですよ♪^^
by よーいち (2008-05-12 22:45) 

かうぞう

>よーいちさん。コメントさんきゅーです。
ほんとに音楽あっての映像だわ。それはもう実感!
最後のシーン、音楽流れてきたら涙出てきたし・・・。
うん、本文に書くの忘れたけど、「金魚」が象徴的に使われてますね。

あぁ、ライブ行ってみたい・・・チケット争奪戦がハンパないようですが。
実はちまちまと先行予約に応募するも全敗中です(泣)
by かうぞう (2008-05-13 00:36) 

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